
T.T - Lot.704 Denim Trousers c.1920's

T.T
Lot.704 Denim Trousers c.1920's - TAIGA TAKAHASHI
¥41,800 税込

T.Tのアイコニックデニムでもある1920'sジーンズ。
高橋大雅はリーバイスよりもストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだった。特に Foremost というブランドを展開していた J.C. Penny。
1920年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、徐々にオリジナリティを持ったデザインが展開されていった。それらのデニムを蒐集し、彼らが試行錯誤してリーバイスと差別化を図るかという意志を、ディテールの随所に感じ、その意思を引き継ぎ、TaigaTakahashiのオリジナルデニムが誕生した。

米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織機で折り上げた3/1 左綾、ライトオンスデニム。
現代の織機の 10〜20分の1という低速度でしか織ることができないシャトル織機とも呼ばれる旧式力織機でゆっくりと織り上げたデニム生地は、綿糸本来の凹凸が残り、いい意味でムラができる。
経糸は硫化染料をミックスしたインディゴで、風化したようなグリーンキャストな色味が特徴。ロープ染色で芯白に染めている。緯糸は時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使用。
これらの二種の糸を使用することで、TaigaTakahashi 独自の、濃くて深みのあるインディゴブルーに辿り着いた。
仕上げには、サンフォライズドと呼ばれる防縮加工が施されている。

このジーンズは股上がかなり深く、わたりから裾なで真っ直ぐに落ちた太めのシルエットが特徴。
丸くカーブしたフロントのポケットに、明き部分についたリベット、残すべき部分は残した設計となっている。

「白耳」のセルヴィッチデニム生地になっており、ベルト裏など各所に白耳を利用している。



特注の刻印入りボタンとバックは全て鉄製で表面にメッキ加工を施していないため、時間が経てば錆びることから、経年変化を楽しめる。

1920 年代の当時と同じ作り方で、全てのディテールを再現した。シグニチャーの革パッチは奄美大島で泥染めを施した。