
T.T - LOT.703 Denim Jacket C.1920'S

T.T
LOT.703 Denim Jacket C.1920'S - TAIGA TAKAHASHI
¥52,800 税込
Taiga Takahashi のアイコニックアイテムでもある 1920's デニムジャケット。高橋大雅はリーバイスよりもストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだった。特に Foremost というブランドを展開していた J.C. Penny。1920年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、徐々にオリジナリティを持ったデザインが展開されていった。それらのデニムを蒐集し、彼らが試行錯誤してリーバイスと差別化を図るかという意志を、ディテールの随所に感じ、その意思を引き継ぎ、Taiga Takahashi のオリジナルデニムが誕生した。
シルエットは真っ直ぐに付いた袖と肩傾斜がない肩線によって、平面的な作りに仕上げた。
経糸は硫化染料をミックスしたインディゴで、風化したようなグリーンキャストな色味が特徴。ロープ染色で芯白に染めている。緯糸は時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使用。これらの2種の糸を使用することで、Taiga Takahashi 独自の、濃くて深みのあるインディゴブルーに辿り着いた。仕上げには、サンフォライズドと呼ばれる防縮加工が施されている。

米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織り機で織り上げた 3/1 左綾、ライトオンスデニム。現代の織り機の10〜20分の1という低速度でしか織ることができないシャトル織り機とも呼ばれる旧式力織り機でゆっくりと織り上げたデニム生地は、綿糸本来の凹凸が残り、いい意味でムラができる。


このジャケットは片方のみにパッチポケットがついており、前身頃にあるプリーツを止めるステッチの一本づつのみという簡素な作り。


「白耳」のセルヴィッチデニム生地になっており、前身返しやカフス裏など各所に白耳を利用している。

シグニチャーの革パッチは奄美大島で泥染を施した。


特注の刻印いりボタンとバックルは全て鉄製で表面にメッキ加工を施していないため、時間が経てば錆びることから、経年変化を楽しめる。1920年代の当時と全く同じ作り方で、全てのディテールを再現した。

セットアップになる Lot.704 Denim Trousers c.1920's との着用動画もご覧ください。
