T.T Lot.113 Open Collar Shirt レビュー|秋田杉天然染料の絣調シャツ、着こなし3選(TAIGA TAKAHASHI 2026SS)

T.T Lot.113 Open Collar Shirt レビュー|秋田杉天然染料の絣調シャツ、着こなし3選(TAIGA TAKAHASHI 2026SS)

By ALTERFATE 投稿日: / 最終更新日:

絣調の綿レーヨン素材が生む波紋のような縦縞模様と、グレーブルーのカラーが一望できる正面ショット。

T.T(TAIGA TAKAHASHI)の2026SSから、Lot.113 Open Collar Shirtを紹介します。

まずこのシャツ、写真で見るのと実物を手に取るのとでは印象がだいぶ違う。素材が綿60%レーヨン40%の絣(カスリ)調で、光の当たり方や角度によって表情がかなり変わる。画面越しだとフラットなグレーブルーに見えるけど、実際は波紋のような縦縞が生地全体に走っていて、動くたびに陰影が変化する。


肩のギャザーと均一なグレーブルーが背面全体に広がり、素材の縦縞の表情が確認できる。

背面はシンプルなのだけど、肩部分に自然なギャザーが入っている。これが動きやすさとシルエットの両立に効いている。ゆったりした身幅でありながら着崩れにくいのはこのあたりの設計のおかげだと思う。


1950年代のアメリカ製イタリアンカラーをルーツとする大きく開いたオープンカラーの造形と、T.Tのブランドタグが確認できる。

衿は1950年代のアメリカ製イタリアンカラーシャツをベースにしている。今のオープンカラーシャツの多くとは開き方が違って、もう少し構築的というか、面として成立している衿の形をしている。着たときに胸元が自然に決まりやすいのはこの衿の設計のおかげで、普段オープンカラーが苦手という人でも着やすいと思う。


絣調素材の微細な縦縞と波紋のような陰影、ボタンのディテールが近距離で確認できる。

生地をよく見ると、秋田杉から抽出した天然染料を使い、木目模様をハンドプリントしている。染色レシピは明かされていないらしいが、媒染によって色の違いを表現しているとのこと。このグレーブルーはどこから来た色なのかとしばらく眺めていた。


絣調素材の波紋状の陰影とイタリアンカラーの開き、胸ポケットのバランスが着用時の状態で確認できる。インナーのTシャツがわずかにのぞいている。

着用するとこうなる。身頃はゆったりめで、インナーをのぞかせる着方がよく似合う。着丈はタックインも出来る絶妙な長さで、アウトでもインでも着られる。モデルは身長168cm・体重55kgでサイズ14着用。



ここから3パターンのコーディネートを紹介する。


LOOK 1 — Akitasugi Blue × 1920's Indigo

T.T Lot.113 Open Collar Shirt × T.T Lot.704 Denim Trousers × YOUTH OF THE WATER Cardigan

YOTWのダークネイビーカーディガンを羽織り、グレーブルーのシャツが中間から覗く。ボトムはT.T Lot.704のグリーンキャストインディゴデニム。

T.Tの中にあるものを上下でつなぐコーデ。シャツは秋田杉の天然染料、デニムは岡山の旧式力織機という、アプローチは違うけどどちらも日本の技術・素材へのこだわりから生まれている。

Lot.704は1920年代のストア系デニムへのオマージュで、J.C. Pennyが展開していたForemost的な——リーバイスとは違う道を歩んだブランドのデニムを高橋大雅が好んでいたことから生まれたモデル。グリーンキャストのインディゴと生成りのネップ糸の組み合わせで、他のデニムにない独特の色味がある。

このLot.704、在庫は34が残っているのみ。

YOTWのカーディガンはダークネイビーで、シャツのグレーブルーが前面から覗く構造になる。カーディガンのボタンは白色で、全体が暗めの中でアクセントとして効いている。

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LOOK 2 — Akitasugi Blue × Washed Indigo

T.T Lot.113 Open Collar Shirt × C.E 1992 WASHED NEP DENIM

グレーブルーのシャツにC.Eのウォッシュドインディゴデニムを合わせた2ピース。シャツはアウトで着用、足元はブラックのスニーカー。

2ピースのシンプルな構成だけど、素材と色の重なりが面白い。シャツのグレーブルーとC.Eのウォッシュドネップデニムのインディゴは同系色でまとまりながら、素材感がまったく違う——絣調の綿レーヨンとウォッシュドコットン。この対比が2ピースに奥行きを与えている。

C.Eの1992 WASHED NEP DENIMはウォッシュ加工で抜けた淡いインディゴが特徴で、ネップ混の生地感が表面にほどよい表情を作っている。シャツとの相性がいい。

インナーはT.T Lot.601 Tee Shirtsをベースに仕込んで、シャツのボタンを開け気味にして胸元に見せる。この少しのぞかせ方がこのコーデの急所。足元はブラックのランニングスニーカーで締めた。

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LOOK 3 — Sumi × Akitasugi

T.T Lot.113 Open Collar Shirt × YOUTH OF THE WATER Denim Jacket Charcoal × amachi. Field Work Shorts

YOTWの墨染チャコールデニムジャケットを羽織り、シャツのグレーブルーが衿元から覗く。ボトムはamachi.のField Work Shortsのチャコールブラック、足元はブラックスニーカー。

このコーデはダークトーンで統一しながら、シャツのグレーブルーだけが中間色として浮く構成。墨染のチャコールデニムジャケット、秋田杉のグレーブルーシャツ、チャコールブラックのショーツ——3つが重なって、それぞれの染めの質感の違いだけが見えてくる。

YOTHのデニムジャケットは岡山・倉敷の工場で墨染による製品染色を施したオーガニックコットン。テーラリング技術を応用したパターンで、デニムジャケットなのに端正なシルエットが出る。これはラスト1点(M)なので、気になる方はお早めに。

ボトムのamachi. Field Work Shortsはチャコールブラックのコットン100%で、フラップポケットやドローコードなどワークディテールを持ちながら街でも違和感がない。丈感が膝上で止まるので、上のジャケットとの重さのバランスがちょうどいい。足元はブラックのランニングスニーカーで、全体をダークトーンのまま締めた。

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T.Tのシャツというのは、着る前から説明することがたくさんある服だ。素材の背景、染めの技術、デザインのルーツ。でも実際に着てみると、そういう情報が一切いらなくなる瞬間がある。ただ、いい服を着ているという感覚だけが残る。

Lot.113 Open Collar Shirtはそういう一枚だと思っている。

秋田杉の天然染料、ハンドプリントの絣調、1950年代のイタリアンカラー。文脈は重いけど、着た姿は軽い。コットンレーヨンの風合いが暑い日でも快適で、オープンカラーの開き方が自然に胸元を決めてくれる。難しいことを考えなくても、手が伸びる服になっていく。


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T.T

【ラスト1点(15)】Lot.113 Open Collar Shirt - TAIGA TAKAHASHI

¥61,600 税込
  • ポイント3%
  • MOVIE
  • 残りわずか

" 1950 年代のアメリカ製イタリアンカラーシャツをベースにデザイン。 "


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