T.T LOT.530 Zip-Up Cardigan
T.T 髙橋がアーカイブに保存していた、
1930年代によく見られたジップアップカーディガン。
本作〈LOT.530〉は、その個体をベースに、
ポケットの形状、縦に走るフロントの編地、
そして背面のマルタンガル仕様まで忠実に再現している。
単なる復刻ではない。
過去の構造を、現在の身体に合わせて再設計した一着。
最大の特徴は、背中に縫い付けられたベルト仕様。
いわゆる“マルタンガル”。
本来はウエストの可動やフィットを調整するための意匠。
当時はタイトシルエットが主流だったが、
本作では一枚での着用も想定し、
ややゆとりを持たせたパターンへと調整している。
過去の構造を残しながら、
現代の空気を纏わせる。
特徴的なポケットの形状。
クラシックな形状ながら、位置はやや低め。
落ち感のあるシルエットと相まって、
視覚的な重心を下げる設計。
縦に入る編地のライン。
そしてウエストのベルトデザイン。
光の陰影が生まれる理由は、糸の構成にある。
糸はメランジの綿2本と麻1本を組み合わせた3本撚り。
単色では出せない、奥行きのある深い陰影。
チャコールは黒でもなく、グレーでもない。
光によってわずかに揺れる色。
ジップの直線が、全体の輪郭を整える。
Bottom:T.T LOT.204 Engineer Trouser
LOT.204 Engineer Trousersのワイドシルエットと、程よくゆとりを持たせたニット。1930年代の構造を、現代的なボリュームで受け止める。
Outer:T.T Lot.325 Logger Jacket
Logger Jacketを軽く羽織ることで、よりヘリテージ色を強めた構成に。
ワーク由来のアイテム同士だが、ニットが緩衝材となり、硬くなりすぎない。
Bottom:C.E Washed Cotton One Tuck Pants
ジップの縦ラインとフードの立体感。
ワンタックパンツの落ち感。
重厚な編地を、軽さで中和する。
Outer:amachi. Meeting Jacket
Bottom:amachi. Double Knee Cargo Pants
Meeting Jacketの構造的パターンに、1930年代のニット。
カーゴのボリュームと、色を抑えることで、素材の差だけが際立つ。
〈LOT.530 Zip-Up Cardigan〉は
・1930年代の構造
・マルタンガル仕様
・3本撚りメランジ糸の奥行き
歴史性と素材感を併せ持つ、中間着。
一枚で着ても、重ねても、その背景が滲む一着です。
LOT.530 Zip-Up Cardigan - TAIGA TAKAHASHI
¥81,400 税込- 新入荷
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" 1930年代型ジップカーディガン。背面ベルト仕様。 "